主に、私が行うセラピーは、「ドラマセラピー」「サイコドラマ」「OTとアートセラピー」がメインとなっております。
どのようなものがあるかご説明いたします。


ドラマセラピー

ドラマセラピーの説明

対象
子ども成人発達障がいのお子さん・成人・そのご家族精神障がいのある方ドラマセラピーに興味のある方

プログラムの例
「感じる・考える・動く アクション」 「受容とミラーリングの即興ドラマ」 「困難を乗り越えるドラマ」 「ヒーローズ・ジャーニー」 「みんなのサクセスストーリー」 「アプライドドラマ」

キーワード
#表現#違う自分はfreedam #社会的役割からの解放#グループでの親密さ#プレイフルネス#自分への気づき#とらわれからの解放

ドラマセラピーとは演劇のプロセスを利用した芸術療法のひとつです。演劇(=ドラマ)の架空の世界に注目し、安全なグループで「役」という演劇独特の要素で表現し、メンバーの表現を観て、ドラマに加わっていきます。日常の社会的役割から離れた自由な自分を表現すると、自分本来への気づきや開放感が得られます。それには目で観る、聞く、声を出す、体を動かす、などその人の持つ感覚を総動員し、表現して出力していきます。グループは目的や悩みが同じ、テーマを決めるなど、安全に配慮してファシリテーターと呼ばれるグループリーダーが進行していきます。また、そのグループは自然に親密になります。

参加した方たちから「ひっこみ思案がよくなった」、「話しかけられるようになった」などコミュケーション力があがった、「違う自分はフリーダム」、「疑似体験に救われた」など開放感が得られることもあります。また、「俳優ではないけれど、演技ができることが嬉しい」とドラマそのものの楽しさを感じ取ることができます。
プレイフルな(遊び心)役やドラマの体験は発想の転換を促し、自発性や創造性がもたらされます。

ドラマセラピーの特徴は5段階にあり、5回程度の連続セッションが理想的です。(1)目的やテーマを設定してグループを作ります(2)グループの安心感を感じます(3)グループ内で表現すること、演じることに慣れていきます。(4)自分で表現したいものをやってみます(5)皆で協力してドラマを作ります。→シェアリングをします。
実際の取り組みは実施先のご要望や状態に合わせます。

1回の実施時間は60分~90分です。実施間隔は週1回が望ましいですが、月1~2回でも可能です。
対象とする人数は5~8名くらいまでです。(実際にはもう少し幅があります。)場所は学校の教室や会議室くらいの広さで、椅子が必要です。
グループメンバーは連続セッションの間は固定した方がメンバーに安心感を与えます。


ドラマセラピーのイメージ

ドラマセラピーのイメージ1
ドラマセラピーのイメージ2
ドラマセラピーのイメージ3

サイコドラマ

サイコドラマの説明

対象
成人発達障がいの成人社会生活で困難を抱える方セルフヘルプグループ対人援助職の研修として

プログラムの例
「未来投影法」 「3つの王国」 「守護天使」

キーワード
#個人の問題解決#集団精神療法#主役#補助自我

サイコドラマとは演劇の要素を取り入れた集団精神療法のひとつです。精神科医であるJ.Lモレノが1920年代に創始、開発しました。集団精神療法としてグループを作り、ディレクターと呼ばれるグループリーダーが手順(ウォームアップ、主役選択、劇化、シェアリング)に沿って進行していきます。主役と呼ばれる個人の問題解決に焦点を合わせますので、主役がゴールを決めてドラマを補助自我(主役を助ける役)と一緒に、現在の人間関係を客観的に観ることや「例えば○○だったらどうだろうか」と試してみることができます。主役の問題はグループメンバーや、グループ全体に共通することもあり、そこに集団精神療法としての意義があります。

サイコドラマには主役、観客、補助自我、ディレクターがいます。
主役だけでなく、サイコドラマに参加した観客、補助自我としてドラマに協⼒した人、それぞれにいろいろなものがもたらされます。自発性や想像力、誰かの役に立つことなどです。メンタルヘルスに不安のある方は主治医の先生の許可を得てからご参加をお願いしています。

サイコドラマでは個人の悩みや、気になることを扱います。
安全なグループを作り、守秘義務を全員が守ります。
1回の実施時間は60分~90分です。実施間隔は週1回が望ましいですが、グループメンバーの固定が難しい場合、1日で3セッション行う方法もあります。
対象人数:5~8名まで
場所:学校の教室や会議室くらいの広さで、椅子が必要です。
精神科病院やデイケア、クリニック、セルフヘルプグループなど、メンバーがほぼ固定される場合、対象人数や実施時間の長さはご相談に応じます。



動画で見るサイコドラマ

まだご存じない方のために「サイコドラマとは何か」を山田君とベテランディレクターがマンガで解説します。
サイコドラマに興味を持たれた方はどうぞご覧ください。

OTとアートセラピー(アーツセラピー)

OTとアートセラピー(アーツセラピー)

対象
成人発達障がいの成人社会生活で困難を抱える方セルフヘルプグループ対人援助職の研修として

プログラムの例
ウールアート(アート)いとはんが(アート)ゼンタングル(アート)モルック(ゲーム) 棒体操(ゲーム)

キーワード
#OTプラスアート#困ったときのOTアイデア#アートは身近#発見につながる表現#人の評価を気にしない作品

作業療法=OTとは『作業療法は、人々の健康と幸福を促進するために、医療、保健、福祉、教育、職業などの領域で行われる、作業に焦点を当てた治療、指導、援助である。作業とは、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指す』(日本作業療法士協会)と定義づけられています。

作業は日常生活での更衣、食事、排泄、移動、整容、入浴~学業、仕事、余暇活動まで含みます。精神科の作業療法士として長く勤務してきましたので、QOLに関する作業療法に取り組んできました。
精神科の臨床現場で長く勤務した私が重要に考えるのは、2つです。
1.作業に没頭することで症状や悩みからひととき解放されること
2.作品やドラマなど表現で新たな自分を発見すること
作業療法では絵画や手芸、陶芸など作品を作りますが、そこにアートという考え方をプラスするようになりました。自分にとっての真実を作品として表現することは、自分との対話である。そこには人の評価や 社会的地位は関係ない。アートとは価値観の転換ではないかと考えます。

作品の制作で色や形、材料などから自分の身体に伝わる視覚や触覚など、気づかなかった自分の気持ちに触れたり、表現されることでの開放感を味わうことができます。没頭することのよさも味わうことができます。

・アートに関する種目は1回90分~120分必要です。また、連続セッションにしますと、表現の変化が楽しめます。
・水回りが近い会場で、教室程度の大きさが必要です。机、椅子、ホワイトボートなど図画工作の可能な会場が適しています。
・人数は10人前後までとなります。


OTとアートセラピー 作品例

OTとアートセラピーの作品例1
OTとアートセラピーの作品例2
OTとアートセラピーの作品例3
OTとアートセラピーの作品例4
OTとアートセラピーの作品例5
OTとアートセラピーの作品例6
OTとアートセラピーの作品例7
OTとアートセラピーの作品例8